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映画『シャザム』これはヒーロー映画のアニーだ

4月19日公開『シャザム』見た目はオトナ中身はコドモのDCヒーロー。コナンとは真逆だ(笑)また率直な感想はヒーロー映画版のア二ーだということだ。

 

ストーリの要約(ネタバレなし)

登場するのは親のいないビリー。里子として家を転々とする。新しい家庭にも馴染めず苛立っている中、突如魔法使いのいる洞窟に連れてかれて力を授かるように言われる。何もわからず力を授かったもののそのパワーに酔いしれる。しかしそのパワーを狙う悪役が現れ、里親や義理の兄弟にも危険が及ぶ。家族を知らない自分勝手なビリーだが…

 

イメージは笑いありの王道ヒーロー物

予告編にあるように子供が急に大人になってスーパーパワー持ったらこんな感じなんだろうなってイメージ。スマホとかで録画したり他人に見せびらかしたり、大人にしかできないことを試す。そんなことしてたら嫉妬されて悪役登場してきて、ヤバくってなって倒す。でもそんな簡単な映画ではなかった。

 

アニーのような家族愛が溢れる映画

アニーも同じような境遇から家族愛を知る素晴らしい映画だ。シャザムも悪役出てきて倒すだけの単純な映画ではない。最初は好き勝手していたビリーが悪役と対峙するなか、自分のせいで義理の兄弟を巻き込んでしまったりするうちに家族の存在を認識していく様子。スーパーパワーをどう使うか。正しく使うか悪事に使うかヒーローとして成長する二つの様子がいい感じにクロスしている。

 

アニー (字幕版)

アニー (字幕版)

 

最後に

もちろん予告通りジョークの部分もコミカルで面白いが、最後の展開にも期待してほしい。ヒーロー映画の中でもなかなか珍しい展開ではないか。ぜひGW映画館に足を運んでほしい。